3月1日より、無事、函館に移り住みました。
稚内から600kmほど南下しましたので、稚内と比べれば暖かい。しかしそれでも北海道、まだまだ雪が残っていますね。実は1日は雪なんて全くなくて、雨が降っていたほど。その後、2日、3日と降った雪がかなり多くて今も残っています。
函館と言えば観光の地。一年中観光が盛んなところに住むのはこれが初めてです。弘前、稚内も観光地ではありましたが、弘前は春と夏、稚内は夏だけでしたからね。一年中駅が賑わっているというのはよいものでしょう。
さて、そんな函館で、東京を出て以来久々に再会したものがあります。
今日が3月11日だからではないけれど
それは、地震。
9日の14時18分に震度2があり、図書館でまったりしていた私も揺れに気づきました。
弘前、稚内は本当に地震が少ないところ。弘前はそれでもごくたまに揺れたかなと思うのですが、稚内は6年間にて1度しか記憶にありません。震度1の小さな地震で私も気づかなかったのですが、ニュースになっていて知りました。あの北海道胆振東部地震でも稚内市街地は揺れませんでしたからね*1。BCPでバックアップサイトを検討する際には思い出してと言いたいところですが、冬は別の理由で陸の孤島になるから微妙かな。幌延に深地層研究センターがあるのはそういうことだよね。
一方、函館はしばしば揺れているようです。ちょうどここのところ頻度が高くて、私が来てから3回の震度2がありました。気づいたのは1回でしたけど。
最近の私の感覚ではずいぶん揺れるなと感じますが、思い返せば、東京はこんなもんだったよーな。弘前や稚内の人たちは、東京に遊びに行って地震に遭うとびっくりするって言ってましたね。どれだけでかい地震に遭ったんだよと突っ込んでしまうのですが、地震なんて普段ないからと返ってきます。
地震との久しぶりの再会に、嬉しくはないものの、新たな地に来たのだなと感じました。
ちなみに今朝のNHK第1で、地震への備えで大切なのは家の物を減らすことだと言っていました。なるほど。そのためではありませんが、物、減らさないとなぁ。引っ越しが大変。
と言いつつ、引越祝いにラジオを買ってしまった。
防災的な意味合いは全くない。なぜならすでにラジオは何台もある上に、こいつはAC電源専用である。