夜勤病棟の女神様(仮)

ひよっこナースの日常

2019-01-01から1年間の記事一覧

稚内北星学園大学、身の丈に合わせて廃止か

大学の存続を願う人が1人でも増えたらいいな。てことで。 朝から珍しく稚内の話題 今朝、眠くて吐き気のする朝食中のこと。ラジオから稚内の話題が流れてきました。しかも一聴してNHKのexclusiveであろうことが感じられる大物です。 稚内市長 北星学園大廃止…

第108回看護師国家試験を味わう(3) とにかく押しとけ?(午前5)

さて、寒くなると再開される連載、看護師国家試験を味わう。しばらくは試験問題に対する日看学協の物言いを通じて、試験を味わっていきたいと思います。第107回に対しては日看学協の物言いが適当か否かって視点でしたが、第108回からは純粋に試験問題とその…

災害対策として発電機購入助成が始まる

先週、VFR800Fに乗り中山峠を越えんとするときにPGM-FI警告灯が点灯してしまい、峠の道の駅で札幌へと引き返し今年のバイク旅は終了しました。バイクを冬季点検に預けるべくディーラーで手続きをしていると、両脇からなかなか興味深い会話が。右隣はCBR1100X…

病院まで何時間?

お久しぶりです。3ヶ月半も空いてしまいました。夏コミ合わせのお休みはいつものことなのですが、今年はその後、あちこち旅していたりその準備だったりで記事を認める時間を取れませんでした。今回は旅で仕入れたネタも、稚内の話も、そして病院の話もごった…

エガオノタイカ

地元病院を攻撃しがちな地元紙『稚内プレス』の6月17日付に、またもやアグレッシブな記事が載っておりました。 と、小欄を執筆中の15日昼前、最近、市立稚内病院を退院したという90代の女性から「読者コーナーへ」と電話があった。歩いてトイレに行ける…

春の乱が起きたのは駐車場

日付は変わり昨日となった2019年6月21日、稚内総合文化センターにて「BEST HIT ALFEE 2019 春の乱」が行われました。チケットは前日午後に完売し、1,300人満員御礼だったそうです。 さて、その1,300人、まさか多くが稚内の人ということもないでしょう。みな…

278枚以上はどこへ消えたのか

白夜祭、そして白夜映画祭が終わり、祭りの後を感じさせるおもしろいものはないかなと稚内駅まで行ってきました。おもしろいものはなかったのですが、おもしろい情報があるじゃないですか。 1000 - 722 = 278 6月18日付の『日刊宗谷』によると、今年のわっか…

日本人の死因、上位3つを言えるかな?

去る6月7日、厚生労働省が「平成30年(2018)人口動態統計月報年計(概数)の概況」を発表しました。同概況によると、最新の死因上位3つは。 今、国家試験に出たら多くの看護学生は失点しそう 悪性新生物 心疾患 老衰 そうです、2018年、3位に変動がありまし…

暴風雨は回避した深夜帯 わっかない白夜映画祭 2019

引き続きわっかない白夜祭のお話。今回は我らが本命、年に1度の終夜上映がなされる「わっかない白夜映画祭 2019」の様子を現地よりお届け。上映開始を待ちながら書いております。 映画祭のタイムテーブルはこちら。 nsns.hatenablog.com この深夜帯は思わし…

余所者に厳しい? 故に観光客に優しい? 第6回 わっかない白夜祭 1日目

気温16度と昨年比+10度の暖かい中で始まりました、わっかない白夜祭。初日の状況をお届け。ちなみにこの記事は会場の一部となっているキタカラの地域交流センターで書いております。 意外と賑わうこのお祭り。今回は運良く17時から来られたので、人の入りの…

稚内は存続危機だらけ?

駅前では来週に迫った第6回 日本最北端わっかない白夜祭の準備も始まった稚内。そんな中、地元紙である稚内プレスと日刊宗谷の紙面を賑わせたのは寂しい存続危機のニュース2本をご紹介。 サハリン定期航路、今期運航せずか 稚内からロシアのサハリン州コルサ…

わっかない白夜映画祭 2019 深夜に小沢健二と小室哲哉が聴けるぞ

今日、日付は変わり昨日か、稚内駅に行ったところ、6月15日09:00から翌16日19:30までの34時間半にわたって開催される「わっかない白夜映画祭 2019」のタイムテーブルが配布されていました。早速ご紹介。 タイムテーブル 6月15日(土) 0900 SUNNY 強い気持ち…

AED 胸を隠すな 救うため

歴史は繰り返すものだと教えてくれる「女性にAEDを使うとき」ネタ。8日にNHKニュースで「News Up 女性だとAEDが使われない? 救命処置の男女差」として取り上げられ、また話題になっていますね。しかしこの話題、形の上では救命と言いながらも実は「いか…

2019年は6月14日から、第6回 わっかない白夜祭

10連休が終わり、寂しげな街を取り戻した稚内です。朝、病院まで10分程度歩くだけでも、すれ違う車の数が全然違うんですよね。 今年も寒いのか、それとも暖かいのか 道だけではなく駅も人気がなくて寂しい稚内。そんな稚内駅が1年で1度賑わう時期が近づいて…

圧倒的じゃないか、10連休は

10連休も折り返し地点、みなさま、いかがお過ごしですか。世間は旅行だ観光だと凄いみたいですね。経済効果は2兆円とも3兆円とも報じられ、まさに「圧倒的じゃないか」と言える状況のようです。 やっぱり気になるIT方面も穏やかなようで何よりです。1989年を…

10連休 受診はせめて 日中に

いよいよ10連休が始まりましたね。稚内では初日より快晴続き。初日の27日が快晴となったのは道内で稚内ぐらいだっただそうです。私も連休入りを喜ぶかのように小樽からVFR800Fを駆り北上してきましたが、冷たい雨からスタートして暖かい夕日でゴールするとい…

医療を巡り振り返る稚内市長選2019

去る4月21日、統一地方選の一つとして稚内市長選挙が行われました。結果は現職であった工藤広氏が新人2人を押さえて当選し、3期目を務めることとなりました。同市陣営は開票が始まってからは楽勝ムードだった模様。地元のコミュニティFM、FMわっぴーの開票速…

第108回看護師国家試験を味わう(2) 日看学協、物言いで痛恨の見逃し

今年も日本看護学校協議会の看護師国家試験に対する物言いを通じて、看護師国家試験を味わう連載を始めましょう。初回は概観として、日看学協の物言いと厚労省が発表した誤りとの対応を見てみます。 昨年よりも弾を撃ってしまったが 問題番号 日看学協 厚労…

妊婦加算の凍結に見る救急車タクシーの必然性と日本の未来

2018年度に導入された医療費における妊婦加算が「妊婦税か」などと批判され2019年1月1日より凍結、事実上廃止されたことは、ここをご覧の方の多くはご存じのことかと思います。そのときからずっと思ってはいながら、なかなか記事にできなかったことを今、よ…

贈り物選びの参考に? ひよっこナースのポッケの中

いよいよ新しい年号の発表日時も決まり、新年度目前の今日。来春より看護学生になる、看護師になる方々の周囲では、贈り物選びに悩む方々もいるはず。そんな方々向けも意識しつつ、新人看護師が毎日使う道具たちが詰まったポケットの中をご紹介。 ボールペン…

第108回看護師国家試験を味わう(1) 試験対策はいらない

第108回看護師国家試験を受験なさったナスたまのみなさま、遅ればせながら、お疲れさまでした。問題予想をことごとく外した私です。一通り解くのにも結構かかり、さらにこの記事を書くまでにもっとかかりで合格発表も近づく今日この頃ですが、今年も味わって…

さあ2人を蹴落とすのです、稚内看護は1.06倍

1年前、稚内に引っ越してきた頃、最北端の衛生看護科である稚内高校衛星看護科の入試倍率について取り上げました。今年も出願数が固まりましたので見ていきましょう。 2019年、看護科は1.06倍 稚内高等学校 衛生看護科 入学者選抜状況 募集人員 推薦標準枠 1…

風が吹きすさびます。寒い、寒すぎる。

この3連休*1、北海道は大寒波に見舞われ、北海道の「寒い」や「雪」が珍しく全国ニュースを賑わせていました。稚内は道内では割と寒くないと言われる地域ですが、どんなものかなというお話。 十分寒いよ、稚内 稚内市 2019年2月 9日 10日 11日 最低気温(℃) -…

第108回看護師国家試験 予想問題3問(看護師(17)編)

今年も大胆に予想する第108回看護師国家試験 独自予想問題3問のお時間です。稚内に引きこもっていて社会の流れが読みにくい状況なのが何ですが、1年間生きてきた経験を厚労省の提示する出題基準に混ぜ込んで予想していきましょう。 なお、今回108回も107回と…

学生さんに贈る、体温計で熱を出す方法

この時期、風邪やインフルエンザで休む友達を見て、自分も休みたいと思う学生さんも多いことでしょう。その是非はともかく、たまには仮病で休みたいと思う日もあるでしょう。そんなとき、思った通りに体温計で熱を出せたら*1。体温計の計測結果、熱を簡単に…

暗く閉ざされた稚内

稚内で初めての冬を過ごしていて思うことがあるのです。暗い、暗すぎる。 1月24日の朝の写真、日勤に出る前に自宅から撮った写真です。暗い。日の出時刻の直後ぐらい、午前7時過ぎですから、暗くても仕方ないのかな。と思いながら家を出て、あれ、今日も日の…

第107回看護師国家試験を味わう(10) 日看学協の物言いに対する検討総括

第107回看護師国家試験を味わうシリーズ、最終回。日看学協の物言いが適当なのかを長らく検討してきましたので、ここでまとめましょう。 かれこれ1年近くにわたって、日看学協の物言いを検討し、また検討を窓口に第107回看護師国家試験を味わってきました。…

第107回看護師国家試験を味わう(9) 最後はあっけないものさ(午後114)

第107回看護師国家試験を味わうシリーズ。日看学協の物言いが適当なのか、その内容を検討する7回目。これが最後の問題です。 受験生としては楽々解答できるが まずは問題から。 Aさん(76歳、女性)。夫(74歳)と2人暮らし。6年前にParkinson〈パーキンソン…

第107回看護師国家試験を味わう(8) 当日私は解けませんでしたが(午後105)

第107回看護師国家試験を味わうシリーズ。日看学協の物言いが適当なのか、その内容を検討する6回目。ここで日看学協に黒星が着くと、負け越しが決まる重要な一番です。 試験に対する技術が問われる状況設定問題 午後105に対する物言いですが、ここは連続して…

第107回看護師国家試験を味わう(7) 問題文だけで解けるもまた楽しからずや(午後65)

第107回看護師国家試験を味わうシリーズ。日看学協の物言いが適当なのか、その内容を検討する5回目。第108回試験まであと1か月強、サクサクいきましょう。 問題文を軽視する傾向にあるだろうか Aさん(70歳、男性)。1人暮らし。脳出血の手術後、回復期リハ…