夜勤病棟の女神様(仮)

てっぺんの街、ひよっこナースの日常

病院に毎日通う人たち

公共セクターに何かと難癖つけることでおなじみの地元新聞*1稚内プレス』が10月12日付で市立稚内病院についての記事を掲載しました。

 市立病院並びの民家や店舗が壊され第3、第4の駐車場が確保される中、小社から近い第4駐車場に○が4つ重ね合うマークの外車が平日に駐まっているのに気付いた。数カ月前から駐車しており最初のうちは懐疑的でなかったのだが外車なものだから意識して見るようになると毎日ちゃっかり停まっている。  この駐車場は通院(入院も)患者用の場所であり、外車の持ち主は毎日診療に来ているわけでもなかろう。一般患者の邪魔になるので即刻、駐車場代わりにするのは止めるべきである。

稚内プレス 2018年10月12日より)

わざわざ高級車*2だろうと言わんばかりで、遠回しに職員、特に医師の車だろうと言いたいのでしょう。

私自身の目で確かめておりませんからそもそも毎日駐車されているのかも疑わしいところですし、ましてやそれが職員のものってのは怪しい話です。ですから、この記事そのものについてどうこう言うつもりはありませんが。この記事から、意外と知られていない、病院に毎日通う人たちについて、この機にお話ししようかなと思います。

ほとんどは職員、そのうち最多は看護師

市立稚内病院の場合で、職員は合計で約500名。この職員が最も多い、毎日通う人たちの分類になります。

全職員のうち半分、250名が看護師です。医師は30名。残り200名強の内訳は公開されていませんが、一般的な割合で見て、150名ぐらいが医療従事者、50名ぐらいが事務職員。なお、常勤換算、任意の平日1日にいる職員数は500名より少なくなります。24時間体制が基本の看護師が特に少なく、だいたい平日日中で2/3ぐらいの人数でしょう。

ちなみに市立稚内病院の外来患者数は1日当たり800名、入院患者数は220名。

意外といるよ、患者の家族

病院に行く人と言えば、患者か職員かを考えますよね。患者は入院して常にいるか、外来にスポットで行くかです。つまり毎日通うとなれば職員だろうとなり、前出の記事の発想に至るわけですが。

入院患者を語るときに忘れてはならないのは、患者の家族や入所している施設職員の存在。特に家族には、毎日患者の病床に通う人がいます。中には朝から晩まで院内にいる人も。施設職員でも、まめなところだと毎日通っている場合があります。いずれも多くはありませんが、いるのです。

件の車が誰のものかはわかりませんが、患者の家族には毎日通う人がいるという事実をこの機に知ってもらえたらなと思います。知っていることで違った景色が見えてくることもあることでしょう。

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*1:人がいない稚内でいがみ合っても仕方ないのに、と思うのはよそ者だけなんですかね。

*2:日本におけるAudiの車ってそーゆー高級車なの? 乗るのが好きな人が買うものかと思ってたけど。