夜勤病棟の女神様(仮)

ひよっこナースの日常

教科等指導法2025 出題予想

明後日の北海道公立学校教員採用候補者選考検査第2次検査の筆記試験、教科等指導法(養護教諭)で問われる疾患は何か、せっかくだから予想してみましょう。大問1問だから予想しがいがあるよね。とは言え、手元の情報は昨年が起立性調節障害、一昨年が麻疹ということだけなので、単なる勘ですが。

なぜか愛される片割れ

過敏性腸症候群(Irritable Bowel Syndrome)、通称IBS。これですよ。

やっぱり心のケアは重視しているところだろうから、昨年と同じ感じで来るんじゃないの。ってことで、その中でIBSを選んでみました。

不思議なことに、教員採用試験でIBSはよく出てくるのですが、FDこと機能性ディスペプシア(Functional Dyspepsia)は一切出てきません。この2つはよく似ており、ざっくり言えば下部消化管で起こるのか上部消化管で起こるかが違うだけで、機能性消化管障害(Functional GastroIntestinal Disorders)として括られるほどです。なのに、なぜかIBSだけが出る。疫学的に学齢期にはIBSしかないというなら納得ですが、そういうわけでもない。尤も、疫学がパッとしないようですが。IBSとFDで学校でできることに差はありませんから、いっそのことFGIDとして出せばいいんじゃねーのと思うわけですが、やっぱりFGIDも出ていません。不思議ですね。

個人的な経験ではありますが、逆に看護学校で主に扱い、臨床でもよく見るのはFDでした。もちろんIBSも扱うし、見ないわけではありませんが。臨床ではFDにだけ特化した治療薬(アコファイド)があるせいで目立つってのはあるのかも。

看護師国家試験にはIBSもFDも出てないのかな。あらゆる疾患を除外して除外して除外して、結局これなのか? 的な疾患なので、全てを問えない試験で出す意味が薄いのでしょうね。

さーて、当たるかな? 私は明日の面接から2次検査が始まります。

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