夜勤病棟の女神様(仮)

ひよっこナースの日常

第111回看護師国家試験を味わう(5) 採点除外等の取扱いをした問題

第111回看護師国家試験の合格発表が昨日なされました。サクラサクと連想し2023年1月をめどに廃止予定の定文電報*1に思いを馳せたりもしたのですが、サクラサクは定文ではありません。そもそも大学によって違った*2そうです。毎年この時期にこれを調べて「あ、そうだった」と思っている気がします。

強い気持ち、強い自愛

さて本題。当blogの注目は合格発表と同時に出される採点除外等の取扱いをした問題です。

111回 問題番号 除外理由
午前1 難度
午前6 誤り
午前34 誤り
午後7 難度

発表はこちら。

午前1から除外する強い気持ち。己こそがルールだという強い自愛。見習いたいですね。難度で「正解した受験者については採点対象に含め、不正解の受験者については採点対象から除外する」ってのは合格率調整用でしょうから特に触れることはありません。

味わいたいのは誤りの2問。午前6が看護方面が愛して止まないマズローの基本的欲求。午前34も過去問で見かける健康に関する「~宣言」について。それぞれ明日以降堪能していきたいと思います。実は昨日からそこを含め記事を書いていたのですが、予想外に掘り下げてしまいまだまだ時間がかかりそうなので冒頭を切り取ってひとまずこの記事にしています。解いたときには専門外、興味の外とスルーしたんですけどね。いずれも単純に誤りとして受け止めるなら、過去問と変えようとして捻りを利かせたら失敗した的な内容です。

なお、当blogにて誤りではないかと指摘していた午前80には何の言及もありませんでした。んー、理解しかねますね。

以前はここで日本看護学校協議会の物言いと対比していたりしたのですが、去年、今年と物言いがないので省略。あれはあれで興味深かったのですが。


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