夜勤病棟の女神様(仮)

てっぺんの街、ひよっこナースの日常

第109回看護師国家試験を味わう(1) 予想問題の連敗と反省

今年もつつがなく終わったらしい看護師国家試験。私も昨日やっと一通り解き終えましたので、味わっていきましょう。今年こそ通年でちょこちょこと進めたい。

予想問題が当たっ、て、ない

まず取り上げるべきは午前1、試験の最初の問題。

平成29年(2017年)の人口動態統計における主要死因別の死亡率で心疾患の順位はどれか。

  1. 1位
  2. 2位
  3. 3位
  4. 4位

(第109回看護師国家試験 午前1)

当blogの直前予想問題はこちら。

日本の主要死因別にみた死亡率について、平成30年(2018年)の上位3死因を上位より順に列挙したものはどれか。

  1. 悪性新生物、心疾患(高血圧性を除く)、脳血管疾患
  2. 悪性新生物、心疾患(高血圧性を除く)、肺炎
  3. 悪性新生物、心疾患(高血圧性を除く)、老衰
  4. 悪性新生物、脳血管疾患、心疾患(高血圧性を除く)

第109回看護師国家試験 予想問題3問(看護師(17)編) - 夜勤病棟の女神様(仮) より)

ドンピシャでしょ! と。ついに勝利を手にしたかと思ったんですけどね。

狙いがはずれてますよね。私は老衰が問われるという予想をしたわけで。字面だけ見れば予想が当たったと言えなくもありませんが、これは私の負けですよ。

いつの統計が問題になるのかは規定されていませんが、慣例としては最新で2年度(3年)前のようです。よって間に合うのなら1年前でも2年前でも問題になることはあり得るのですが、主要死因別の死亡率のように難易度が低いと設定される「必修問題」で出される問題の場合、1年前でも2年前でも、3年前でも4年前でも変わらない数字しか問われない。順位にして毎年入れ替わるようなところが問われるわけはない。予想ではここを踏まえていませんでした。最新の動向を織り込んだ予想をするなら、難易度高めの「一般問題」で問われる内容とすべきでしたね。

全体としては「正統派」

一通り解いてみて、教科書に太字で書いてありそうなことがたくさん問われているという印象。過去問からの使い回しは少ない感じも受けました。綺麗に問題を作り直しました、みたいな。

昨年から「試験対策はいらない」という流れは継いでおり、3年間やってきたことを念のために確認しようという意図が感じられます。出題者からすれば、9割は合格する、一般問題においては6割前後を正答すれば通る試験です。広い範囲からまんべんなく重要事項を出せば、3年間普通に勉強してきた人は困らないと考えているのでしょう。一方で受験者からすれば、教科書にあったような気がするけどわからない問題が結構あって、かえって不安になる面もあるのかも知れませんね。そこは試験ですから、合格という目標に対して必要なものは何かを淡々と捉えていくしかありません。

昨年魅せた一般教養に点数をくれる問題、今年はなりを潜めました。正統派に徹したか。試験で人を選抜するなど文化のなしえる技で、文化的に無駄を含めてこなかったことを退屈には思いますが、仕方ないことなのでしょう。

ネコナースさん大勝利

試験周辺に目を向けると、自己採点、合格予想サービスであるメディックメディア「ネコナースの合格予報」が大躍進。昨年は3月5日時点でユーザ数(解答者数)が32,860人でしたが、今年は2月23日時点で47,917人です。すでに+45%もの伸び。国家試験受験者は概ね64,000人程度ですから、75%が、4人に3人が使っているという具合。来年さらに伸ばせるのか楽しみです。

今年はクイック(看護roo!)が競争から降りて、メディカ出版が「解答速報・自己採点システム」として殴り込んできましたが、果たしてどんなものか。こちらはユーザ数が非公開なので外から楽しめませんね。個人的には当日から問題を公開してくれたので応援したい。なんか本を買ってあげなくちゃ。

他は東京アカデミーが当日から3日間に限った「WEB採点会」を、テコムはオフライン(マークシート利用)サービス「テコム版国試採点」を展開していますが、影響はどんなものなのだろう。この2社に限って言えば、自社の教育サービスとの関連が強いのでそうそうやめないんだろうけど。

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ネコミミでふと思いだした、これ、積んでるな。

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