夜勤病棟の女神様(仮)

りんごと桜の街、看護学生の日常

2年連続で薄くなりました

Textbooks for the first grade in a nursing school

私の通うりんごの街看護学校では今年も、教科書の(塔の物理的)基礎である解剖生理学の教科書が変更になりました。今年の1年生の解剖生理学の教科書が驚きの薄さに。

2015年 1300ページ

2015年入学生(少なくとも2013年入学生からは変わらず)。トートラの愛称で親しまれる『トートラ人体の構造と機能 第4版』。1300ページ*1。厚い、重い、頼りになる1冊。

トートラ人体の構造と機能 第4版

トートラ人体の構造と機能 第4版

2016年 712ページ

2016年入学生は「トートラ」の簡略版、『トートラ人体解剖生理学 原書9版』。712ページ。

トートラ人体解剖生理学 原書9版

トートラ人体解剖生理学 原書9版

2017年 516ページ

そして今年、2017年度入学生はついに看護学生用の教科書になりました。『新体系 看護学全書① 人体の構造と機能 解剖生理学 第2版』、516ページ。うすい、ただのきょうかしょのようだ。

解剖生理学 (新体系看護学全書)

解剖生理学 (新体系看護学全書)

4月は在宅領域の実習でほとんど学校にいなかったので1年生とはあまり戯れることができず、教科書も見せてもらっていないのですが…。どうがんばっても60%減のページ数は内容に大きく影響するでしょ。

トートラ」は学生から難しいという声が上がっていたこと*2、そして2016年度から着任した新教頭*3が動き出したってことが変更の理由でしょうか。

解剖生理を教えに来ている某H前大学の先生が「トートラ」を「なかなか分厚くて大変ですけど、1冊あるといいものですよ」と評していたことを今でも覚えています。その通りで、困ったときに開くと何かしら書いてあるんですよね。看護学生が3年間を過ごすには不要なことの方が多い教科書ですが、まさに頼りになる1冊なので、変わってしまったことは残念です。

この変更で読む人が増えるとも思えませんが、お手並み拝見と参りますか。

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*1:この分量のせいか、原書の『Principles of Anatomy and Physiology, 14th Edition』がさっぱり邦訳されない。と思ってたら、もう15th Editionが出てる。

*2:難しいとおっしゃる学生がまず読んでいないのは先日も書いた通り。

*3:某学校における役職名は「教育主事」。