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夜勤病棟の女神様(仮)

りんごと桜の街、看護学生の日常

異常という言葉の意味を忘れない

日常 看護学生

病気ってよくわからんなーとゆー話。最後まで読んでも結論とかないからね。

干物妹とマイシスターの境界線

突然ですが質問です。「ものが見える」ということがどういうことか、説明してください。

意外と難しいんですよね。目を通して捉えた光を脳で認識すること、つまり視覚と説明する方が多いかなと推察します。では「夢に見る」はどうしましょうか。目には何も映っていませんが、それは確か見えているものだと思いませんか。

人体の仕組みから言えば、見える見えないを決める、見えることの処理は脳で行われるようです。一昨日取り上げた、全身麻酔の話と重なりますね。

nsns.hatenablog.com

目で見ても、夢で見ても、最終的には同じように見えていると言えるかも知れません。

例えれば、どうしても某IT業界風になってしまいますが、脳(プロセッサ部)*1が「見える」というアウトプットを生成するプロセッサ。インプットをどこから持ってくるかってのが、視覚で言えば目であり、夢であれば脳(ストレージ部)という違いです。

このことを一歩進めると、幻覚の話になります。幻覚って見えているの? 見えているんでしょうね。視覚か夢かで言えば、夢の方に区分されるものです。

日常に幻覚を見るとなると、統合失調症などとされ、病気であるとされます。もはやそれは普通ではなく、特別な扱いを受けることになりますが...。夢って普通だよね? 夢を見たからって特別扱いされたっけ?

では夢と統合失調症の幻覚と何が違うかと言えば、違わない場合もあるかも知れませんが、本人が夢を夢と識別しているのに対し、幻覚を幻覚と識別していない点でしょうか。

ビョーキと病気の境界線

幻覚を幻覚と識別できなければ病気。人による定義です。病気は人が作るものです。良し悪しはさておき、事実だから仕方ない。

ではその病気を放置しないのはなぜか。有害だからです。「有害」には主観による判断が必要ですから、有害と決めているのは人です*2。病気は治されるべきものとしているのは、「べき」と書いた通り、人です。良し悪しはさておき、事実だから仕方ない。

こう並べてみると、幻覚って悪なの? 治さなきゃいけないの? って疑問が出てきたり。幽霊が見えるってのとどう違うの? とかね。

ゴーストハント1 旧校舎怪談 (幽BOOKS)

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有害と書いたのがまさにそうですが、1人の異常によって周りの多くの人が困るから、1人の人をどうにかしようってことかな。大義は多数派、常識にあり。統合失調症を例に挙げましたが、ADHDと言い換えたら「あ、確かに」って思う人もいるかな。

骨折した人が「痛いよー、なんとかしてよー」って言ってきたら、何の疑問もなく「あいよー」って言えるんですけど。考えや行動が多数と違う方、要は精神的に異常がある方に対してどうすべきかってのは、わからないものだなと思う今日この頃です。

幻覚を幻覚と識別できるようになったら、幻覚は(本人がそれでよければ)放っておけばいいんでしょうけどね。そーゆー治療方法ってあるのかな。

*1:脳にはセカンダリストレージまで統合されています。

*2:統合失調症の方が寛解後に軽い幻覚を見ることがあっても普通に社会生活している例があるのは、有害じゃないからと言えましょう。